カメラと人における「敵対」の質について

1.1. 目的 美術史家であり評論家であるクレア・ビショップ は、1998年に刊行されたニコラ・ブリオーの「関係性の美学」に対して、その理論だけでは当時の現代的な問題や関心をすべて内包はできないと批判し、政治理論家であるエルネスト・ラクラウとシャンタ…

ミロスラブ・スラボシュピツキー監督「ザ・トライブ」印象批評

2016年の12月から映画を4ヶ月で100本レビューした中で、Facebookに自分だけ見れるようにメモとしてアップしていた文章があった。その中で覚えておきたいものがあったので、ここにも備忘録として貼っておく。このブログの趣旨から少し外れるけど、2ヶ月近く更…

「思い出せなくなること」について

何回も聴いていた曲とアーティストの名前が突然思い出せなくなることがある。 でもそういう時に限ってそれがどんな雰囲気を纏っているかとか評判がよかったか悪かったか]とか、ふわふわした周りのことだけを覚えていてどう調べればたどり着くのか分からなく…

「蛍光灯」について

また、学校に来てしまっている。家にいてもなにもやる気が起きない。言い訳でしかないのだろうが、起きた後のフワフワした感じをずっと引きずったままこの文章を書いている。偶然会った友達の話によると同じ学科の後輩が最近、積極的に展覧会や作品制作をや…

三回目にして、1日サボってしまった。何を書いたらいいか分からなくなってしまったと言えばそれでおしまいなのだが、それでは文章も何もあったもんではないので、それすらもネタにしてこれを書いていこうと思う。 やはり俺には集中力が欠けているのかもしれ…

「病み」について

また同じ場所でモニターと見合っている。家じゃなんとなく集中できないから、近くにあるドトールの端っこの席を陣取りながらこれを書いている。といっても今日は、16時からの降水確率が40パーセントになっていて、そこから雨足が強まるらしい。何かをしよう…

「らしさ」について

さて。やっとこれを書き始めることができた。今、昼過ぎ。大学にある図書館の端っこでこれをワードで打ち込んでいる。Wi-Fiは期限を過ぎてしまっていて使えない。さっき赤部屋(コースの職員室)に行ってみたけど、なんだか気まずくなってすぐ退散してしま…